小桜小学校

　４年生の理科ではツルレイシ（ゴーヤ）を観察します。その準備がベランダで行われていました。活動の様子を観察していると、水の上に種が浮いてしまうため、各自の容器に少し土を入れ、その上から軽く水をかけたところに種をのせ、さらに土をかぶせるという工夫を取っていました。皆、先生の指示に従って列をつくって並び、準備を進めます。中には、芽を出すであろうツルレイシの種に名前をつける子も。「ラテスズメ」はおいしく大きく育ってほしいという願いが込められているそうです。

　あいにくの悪天候でしたが、６年生は校外学習で常陸風土記の丘と舟塚山古墳を訪れ、地域の歴史について学習しました。バスの中ではリラックスして楽しく過ごしていても、誰かの話が始まればスッと静かに話を聞けるところがすばらしかったです。今回は歴史ボランティアガイドの３人の先生の説明を聞かせてもらいながら見学しました。時々交えられるクイズにも６年生は積極的に回答し、充実した学習の時間になりました。貝塚や古墳の時代から、国府が置かれ大いに栄えた時代に至るまでの幅広い知識を得て、この後の学習に生かしていきたいと思います。

　先週末の金曜日は、いろいろな活動があり、すべてを紹介することができませんでしたが、特に学校と地域が連携して子どもたちの成長に働きかけるための組織、学校運営協議会が実施されたことはご紹介しておかねばなりません。
　本校の協議会名称は「小桜っ子協議会」で、年３～４回開催予定です。地域とともにある学校を実現するため、地域の願いやその教育力を学校教育に反映させる取組の協議がなされます。広くお見知りおきいただければ幸いです。