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校長による職員室「季節の風物詩展示」
第26回のテーマ「深まる秋に,埴輪(はにわ)たちの宴会」
柿岡小学校の体育館側面には,
柿岡城とゆかりがあると伝えられている
「丸の内稲荷神社(かつては天満神社)」が鎮座しています。
その参道の脇に,
ひっそりとたたずんでいる白亜の建物があります。
何の変哲もないただの倉庫かなと思いきや,
よく見ると,
その入り口には「柿岡考古博物館」と
大きな看板が掲げられています。
じつはこの博物館は,
柿岡丸山古墳の発掘調査をきっかけに,
昭和42年5月28日に完成しました。
そして,驚くことなかれ,
なんと茨城県で最初の考古博物館になっているのです!
ここには丸山古墳をはじめ,
柿岡西町古墳や八郷町近隣の古墳から出土した
埋蔵文化財が展示されています
(まだまだ整理調査中の資料もたくさん保管されています)。
しかし,現在は残念ながら閉館となっています・・・
8月中の柿岡小学校ホームページトッピクスにも書いてありましたが,
石岡市文化振興課の立ち会いの下,
久しぶりに博物館内を調査しました。
11月には博物館展示室で,
6年生の「ふるさと学習」授業を計画しています。
乞うご期待!
さて,今回の展示は,
埴輪たちが深まる秋に宴会を催している風景です。
せめて埴輪たちだけでも楽しい時間を過ごしてほしいと思います。
9月18日から茨城県立歴史館で,
人物埴輪中心の企画展「ふぇいす」が開催されます。
文化藝術に触れる秋,この機会にぜひご覧ください。