高浜小学校

１・２年生が「爪書き阿弥陀堂」「高浜神社」を見学しました。
　「爪書き阿弥陀堂」とは、高浜地区に古くから伝わる民話の舞台となった場所です。市役所生涯学習課の飯塚先生にお出でいただき、高浜神社総代の広原さんのご協力で、阿弥陀堂と高浜神社の中を見せていただくことができました。児童は、民話に出てくる実物の阿弥陀像を間近に見られたことで興味を深め、阿弥陀様のお顔にじっと見入っていました。さらに、その民話を紙芝居にして閉校式第２部で発表することとなり、イラストレーターの酒井さんにご指導をいただけることとなりました。見学から戻ったその日、児童は早速酒井さんのご指導を受け、阿弥陀像や阿弥陀堂を絵に表す活動を始めました。
　この他、３年生は地域紹介、４年生はお祭りも含む行事紹介、５・６年生は現地踏査を取り入れたふるさとリポートと、２月の閉校式での発表に向けて準備となる学習を進めています。「ふるさと学習」は、ふるさとの自然・歴史･文化に誇りをもち、地域の思いや願いを受け未来につなげる学習活動として石岡市が独自に策定したカリキュラムです。この学習活動を通して、地域の皆様と共にふるさと高浜のすばらしさを共有していきたいと考えています。

今週は出前授業や校外学習が続きました。
11日は4年生湖北水道出前授業。
湖北水道企業団の方にお出でいただき、水や水道など環境問題を含む課題について学びを深めました。たくさん質問する姿が頼もしかったです。
12日は4年生が霞台クリーンセンターへ行きました。
できて３年目の最新設備でのごみ処理の様子を間近で見学することができ、ごみについて具体的に詳しく学ぶことができました。
同じく12日、２･３年生がふるさと学習（高浜小学校区について）で講師としてPTA会長の小倉さんにお出でいただきました。高浜についてスライドやクイズで学習し、いろいろな質問に答えていただきました。
13日は５･６年生が筑波山地域ジオパーク教育･学術部会副部会長の矢野さんを講師にお迎えし、高浜地区の地層見学に出かけました。ほんものの地層を実際に見て、生きた学習ができました。
同じく13日、２･３年生が「いづみ荘」さんにまち探検に出かけました。女将さんである石本さんに客室まで案内していただき、すばらしい眺めとお部屋の様子や調度品を見せていただきました。たくさんの質問にも答えていただきました。
14日は３年生が味噌づくり体験を行いました。講師として小倉味噌店さんの小倉美代子さんにお出でいただき、丁寧に教えていただきました。今年も高浜ならではの貴重な体験ができて本当に有り難いことだと感じます。味噌のできあがりが楽しみですね！
児童はこのような貴重な実体験を通して、教科書や書籍･画像や動画などの資料で学んだことを、さらに深く実感を伴って学ぶことができています。
さらに、思考力や想像力、コミュニケーション力などを向上させることができる貴重な機会となっています。外部講師の皆さま、見学受け入れ先の皆さまに感謝申し上げます。