高浜小学校

高浜小学校最終日です。

高浜小学校はいよいよ本日が最終日となりました。
最後の登校、修了式、さらには保護者の皆さまのお心遣いによる「お別れ会」、そして最後の学級活動、校庭で並んでの「さようなら」まで、一つ一つの時間と空間が愛おしく、切なく寂しく、そして心温まる大切な一日となりました。
多くの保護者の皆さまにもお出でいただく中での修了式は特別なものでした。
学年毎に代表でなく一人一人に特別な修了証を手渡ししたときの児童の立派な態度や集中した表情に心打たれました。
そして作文発表。高浜小学校でがんばったこと、楽しかったことなどをしっかりと伝えている児童を見ていると、たくさんの思い出をつくることができたことが分かり、「大好きな高浜小」という言葉に胸が熱くなりました。
校長の式辞では、これまでの思いを込めて学年毎の児童のよさとこれからのことを話しました。以下に全文を載せます。少し長いですが、最後なのでお許しください。

式辞
今日は全員が高浜小学校を旅立つ日となりました。
皆さんは、今日までたくさんのことをがんばってきました。
最後の日ですので、学年毎にみなさんのすばらしさをふり返ってみます。
１年生のみなさん。入学したてのころを思い出すと、この１年の成長がどれほど大きいことでしょう。今、こうしてしっかりと姿勢よく話を聞けること、返事やあいさつがしっかりとできること、これは、全ての基本です。松本先生と一緒にいろいろなことができるようになっていてすばらしいと感じます。
２年生のみなさん。今年は１年生のお兄さんお姉さんとなりました。休み時間や体育の授業で１年生に優しく教えていたこと、そしてなんと言っても爪書き阿弥陀の紙芝居をしっかりリードして発表できたことはすばらしい姿でした。
３年生のみなさん。今年は２・３年生が同じ学級でした。昨年と違い、みなさんが上級生となって１、２年生を本当によく導いてくれました。休み時間に一緒に遊んだり声を掛けたり、合同体育でリーダーとなってくれたりと、みなさんのおかげで１２３年生がまとまりました。
４年生の皆さん。少し難しい言葉ですが、皆さんは「学びに向かう力」がすばらしかったです。いつ訪ねても落ち着いてしっかりと授業に取り組み、努力している姿が見られ感心していました。また、みんなで話し合って協力してイベントを実行できる力があることもすばらしいことです。
５年生の皆さん。皆さんには大きな力を感じました。ずっと一緒だった卒業生の皆さんと共に、今年は特に協力して数々の大きな行事や学校全体の役割を積極的に果たしてくれました。６年生の存在は大きいものでしたが、皆さんが協力してくれたからこそ行事が成功を収めました。委員会活動や旗上げ当番、登校班の班長副班長など、毎日確実に役割を果たしてきたことも、みなさんの成長につながっているのだと思います。
全校のみなさんの姿を見ていると、みなさんと共にがんばってきた、「笑顔と感謝」「誇りと希望」の合言葉は十分達成できたと自信をもって言うことができます。
そして４月からの４月からは南小学校や新しい学校での生活が始まります。今年皆さんに贈った、「挑戦」チャレンジ、そして「勇気」を思い出してください。まだ少し不安なこともあると思いますが、楽しみなこともある、両方あると思います。これまでの高浜小学校での全ての思い出を自信に、少しずつ勇気をもってチャレンジできるような人になってください。
みなさんにはたくさんのよさがあります。
そして、これからも互いのよさを、よい言葉で伝え合える仲間でいてください。伝え合うと心があったかくなります。
今日で高浜小学校は閉校します。児童の皆さんも、私たちも全員旅立ちです。でも、ここふるさと高浜はこれからもずっとあります。
保護者の皆さま、先日の参観日に続きお忙しい中お出でいただきありがとうございます。
これまで、皆さまと共にお子さんの成長した姿を喜び合えたことが私たち教職員のいちばんの喜びです。
これまでの高浜小学校の教育活動に温かいご理解とご協力をいただきありがとうございました。おかげ様でよりよい教育活動を実行することができました。
たいへんお世話になりありがとうございました。
児童の皆さん、高浜小学校の誇りを心に、希望をもって少しずつ、自分らしく、未来へ進んでいってください。
応援しています。
令和６年３月２２日　石岡市立高浜小学校長　　塚本清美

そして最後の校歌斉唱。精一杯歌う児童と共に、万感の思いを込めて私たち教職員も精一杯歌いました。
修了式に続いて保護者の皆さまの主催により「お別れ会」を開催していただきました。
卒業生も参加してくれ、卒業生の司会により会が進行しました。
総勢17名の教職員一人一人に児童から素敵なプレゼントを手渡していただきました。
そして、私たち教職員からも言葉を述べさせていただきました。
それぞれ年数や立場は違えど、誰もが高浜小学校での日々をすばらしいものと感じ、児童と関われたことや保護者の皆さまとの思い出を大切に思っていることを実感しました。
保護者の皆さま、卒業生の皆さん、最後に心温まる素敵な会を催していただき本当にありがとうございました。
教室での最後の学級活動の後は校庭でみんなで「さようなら」をしました。
これで本当に終わりだと思うと児童も私たちも思いが込み上げてくる瞬間でした。
これをもって高浜小学校は閉校いたしますが、児童の皆さん、保護者の皆さま、地域の皆さま、そして我々教職員と、これまで共に高浜小学校を創り上げてきた縁は宝物です。
お世話になりありがとうございました。児童の健やかな成長をずっと応援しています。皆さまお元気でいてください。
大好きな高浜小学校は永遠です。さようなら。

全校集会（賞状伝達）を行いました

児童の様子から、残り２日を大切に過ごしている様子が分かる日となりました。
朝の賞状伝達の全校集会では、表彰を受ける児童の返事のすばらしさ、それを見守る児童の温かい眼差しが光りました。
校長からは、努力してきたことが形になってすばらしいこと、それを温かい拍手でたたえる皆さんがすばらしいことを伝えました。
また、それに加えて今日は２つすばらしいことがあったことを付け加えました。
１つは今朝の富士山がこの時期にしては本当にくっきりと美しく見えたこと、最後の高浜小を応援してくれているような気がしたこと。
２つめは今朝、交通指導員の高橋さんからすっと伸びたつくしをいただいたこと、つくしは春がきたことのシンボルで、みなさんもこのようにこの２日も、そして４月になっても伸びていくと信じていること。
児童はいつものようにしっかりと話を聞いてくれていてとても嬉しく思いました。
その後は授業・最後の片付け・お楽しみ会・休み時間の楽しい遊び等々、学年に応じてしっかりと１日を過ごしていました。
明日はいよいよ高浜小最終日です。
みんなで心に刻むよい日にしていきます。

高浜小学校の最終週の学校生活です

「すきな色は白、高浜小のいいところはみんなで協力できるところ、すきな教科は算数！さて、だれでしょう？」
「う～ん、、、○○さん！かな？？」
「答えは川瀬先生でした！」「え～っっ」「残念！」「心の中でそう思っていた！」
これは本日行われていた４年生の最後のレクリエーション「高浜小さよなら会」の様子です。「高浜小のよいところ」をクイズに入れ込むとは、最後にふさわしいなんて素敵なアイディアでしょう！その心に感動です！
感動・感涙の卒業式も終わり、いよいよ最終週となった今週が始まっています。
月曜日の朝は、在校生が卒業式場片付けを一生懸命行う姿がありました。
そして今日は、各教室で最後の片付けや作品整理を行う姿が見られました。
３年生は友達へがんばったこと、よいところに対しての賞状づくりを行っていました。
互いによいところを見つけて、それを言葉にして、さらに賞状という形にして伝えることができるということはとても価値が高いことです。もらってうれしいようにデザインも工夫して、心をこめて作っていることが伝わってきました。
そして休み時間。６年生の存在が大きかったことが実感されるような、少し寂しい光景も見られましたが、最後までみんなで仲よく残された時間を大切に過ごしている様子が見られました。
あと２日、児童と先生方で最後まで思い出いっぱいのよい時間をつくっていきます。