- 第44回のテーマ「年の瀬や ゆく年くる年-年神様を迎えて良い1年になりますように-」
第44回のテーマ「年の瀬や ゆく年くる年-年神様を迎えて良い1年になりますように-」
第44回のテーマ「年の瀬や ゆく年くる年-年神様を迎えて良い1年になりますように-」
も~いくつ寝ると一年が終わります。
この一年の終わりを表す言葉に
「年末」と「年の瀬」があります。
年末はその年が終わりそうな時期という意味で
年の瀬にも含まれている部分です。
しかし,年の瀬にはさらに慌ただしいという意味が含まれていて,
その年の終わりを感じつつ,
忙しさを感じさせる時期を表した言葉なのです。
年の瀬には,正月を迎えるにあたり,
大晦日の夜にご先祖さまを導いて各家庭を訪れ,
一年間の健康と幸福を授ける神様「年神様」をお迎えする準備をします。
学校にも訪れる年神様を迎えるために,
「すす払い」と称して,各教室や校庭を綺麗に掃除しました。
清められた学校に年神様を迎える飾り物,
縄で編んだ「しめ縄」を玄関に,
神の生命力が宿るといわれているお供え物の「鏡餅」を職員室の前に飾りました。
冬季休業は,新年を迎える「節目」の時でもあり,
来年のことを思い描く大切な時期でもあります。
私自身,毎年12月31日から1月1日にかけて放送される
「ゆく年くる年」の除夜の鐘を聴くことが好きです。
華やかな紅白ステージが終わり,
おごそかな雰囲気にパッとかわるところが「あぁ新年になるんだなぁ」と,
気持ちが引き締まる瞬間でもあります。
幸多き一年を願い,よいお年をお迎えくださいませ。