- 第16回のテーマ「夏の風物詩シリーズ3 京都祇園祭の山鉾巡行」
第16回のテーマ「夏の風物詩シリーズ3 京都祇園祭の山鉾巡行」
第16回のテーマ「夏の風物詩シリーズ3 京都祇園祭の山鉾巡行」
「コンチキチン♪」の鉦(かね)の音でおなじみの祇園祭のお囃子。
お囃子の演者は「囃子方(はやしかた)」と呼ばれ,
宵山や山鉾巡行において鉾の上から奏でられる様子は,
京都の夏の風物詩になっています。
日本三大祭の一つに数えられる祇園祭は,
7月1日から31日まで1ヵ月にわたってさまざまな祭事が行われます。
特に7月14日~16日の前祭の宵々山・宵山,
17日の「前(さき)の祇園祭」の山鉾巡行と
24日の「後(あと)の祇園祭」の山鉾巡行が祇園祭のハイライトになります。
また,コンチキチン♪の祇園囃子を聴きながら,
京都の街を流れる鴨川沿いの「みそそぎ川」にせり出した
特設の桟敷「鴨川納涼床(かもがわのうりょうゆか/のうりょうどこ)」で,
鴨川を眺めつつ,
水辺の涼しい風を感じながら,
川面に店灯りが揺れる風情ある景色,
古都の情緒に包まれた雰囲気と一緒に,
京都の新鮮な地野菜とハモ料理をはじめとする旬食材を盛り込んだ
おいしい食事をいただきましょう。
展示の背景には,京都八坂神社の「山鉾巡行絵馬」を掛けました。
そして,
うつわの店で有名な「たち吉」の陶器でできた山鉾と
京都御所豆人形(投げちまきを持った稚児)を飾りました。